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 夏の若狭湾 2008年8月7日〜8日

 
福井県小浜市阿納(おばまし あの)というところに行ってきた。目的は海水浴と昆虫採集。
今回は民宿を予約しているのでアウトドアというより単なる家族旅行になるのだが、先週京都の笠置キャンプ場へ行ってきたばかりで、他に書くことがないのであえて書こうと思う・・・。
自宅を午前6時に出発して一路京都方面へ、それから滋賀県大津に入り琵琶湖沿いに福井県の小浜に向かって車を走らせた。
大津を過ぎ国道8号線に入る。それまでの景色とはまるで変わってくる。田園風景の中に長い真っ直ぐな道が伸びていた。両脇には稲穂が青々と実り、なんとも爽快だった。
ある山を越えると雄大な若狭湾が目に飛び込んできた。
メルヘンチャペルのホームページで「シーカヤック紀行 若狭を巡る」というフォトギャラリーを連載しているのだが、カメラマンのO氏は自他共に認めた筋金入りのシーカヤッカーであり、以前若狭の海の素晴らしさについていろいろ教えてもらったことがあった。とにかくに夏の若狭は最高だと・・・。抽象的且つあいまいな表現かと思われるかもしれないが、全くその通りだと思う。
 
 
さてそんな若狭湾を横目で見つつ、山間のワイディングロードをゆっくりと走っていくとちょっとした集落に出た。そこは小浜市の阿納(あの)というところで、そこらじゅうに民宿の看板が立っていた。
 
 
今回お世話になる「グルメ民宿はまもと」さんもその中にある。
早速、荷物を預かってもらいすぐ裏手にある海へ・・・。
 
 
民宿の裏がすぐ砂浜で海になっている。
 
 
ここ数年あまり海水浴をしていなかった。(ぼくは主に川が専門なので、川に行くことが多い。)民宿の裏手にはなんとも綺麗な砂浜が広がっていた。人はあまり多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい感じだ。子供達にいろいろと海についての注意点を教えようと思っていたら、もう水に飛び込んでいた。
水も最高に綺麗で、波もほとんどなく、静かな感じでとてもよかった。
 
 
お昼にコンビニで買ってきた昼飯を食べて今度は子供達とヤドカリ獲りをした。
遊泳区間の砂浜の少し先にちょっとした岩場があり、その中を水中めがねでじっと見ていると、早く動く貝がいた。これがヤドカリだ。体長は5mm〜1cmくらいのものが多く結構すばしっこい・・・。
子供は初めのうちはなかなかとれずにイライラしていたようだが、そのうち獲れるようになったようだ。最終的には30匹ほど獲った。(後で逃がした。)
砂浜から20〜30mくらい沖にブイで浮かした飛び込み台があり、子ども達がそこまで泳いでいって、しきりに飛び込んで遊んでいた。
僕も子供といっしょにそこまで泳いでゆき飛び込んだ。
僕は元来飛び込みは大好きで、カヤックである川を下っていて、その川に流れ込んでいる支流の上流にちょっとした滝があってメインのカヤックそっちのけで仲間達とそこから飛び込んで遊んだ。
 
 
そんなこんなで気がついてみるともう夕方になっており、民宿に引き上げた。「グルメ民宿はまもと」さんは海に面した本館と新館があり、僕たちは新館に通された。食事、お風呂は本館のほうに行くというあんばいだ。
お風呂を終えて、しばらく部屋でぼ〜っとしていると食事の用意が出来たとのことで、また本館の方へ・・・。
食事はなんとも豪華な感じで、特に小鯛の煮付けや鯛の刺身がとても美味しかった。
アットホームな感じでとても居心地がいい。
 
 
食後、民宿の周辺を少し散策してみた。
短い区間だったが民宿が所狭しと建ち並び、なんとも風情溢れる情景だった。
 
 
部屋に戻ってみると、子供がしきりに虫獲り(カブトムシ)に行こうと催促するので、休む間無く出かける。実は虫獲りのポイントは昼間海水浴の時に既に目をつけていた。そこは海水浴場のすぐ横にある船着き場で、漁で使った網??がおいてあったり、軽自動車などが駐車してあった。
そこには大型の照明がいくつかある。たぶん夜になると煌々と灯かりがともるに違いない。
 
 
夜8時頃、そこへ行くと案の定、煌々と灯かりがともっていた。
たくさんの虫がその街灯に群がっていた。そしてコンクリート地面にも虫らしき黒いものがたくさん落ちている。興奮する気持ちを抑えつつも民宿で借りてきた下駄をカランコロンいわせながら、早足で近づいてみると、黒い影の正体はクワガタムシのメスだった。おそらくノコギリクワガタのメスだろうと思う。
もってきた虫カゴに収める。
あたりをもう一度見回してみる。もう1匹いた。こちらは少し小さめのコクワガタのメスだと思う。
あとは全身が黒いカミキリムシがたくさん地面をはっていた。
虫を捕るのに網などいらない。虫カゴだけでいい。
お目当てのカブトムシがいなかったので、一旦民宿に帰り改めて来ることにした。1時間ほど部屋でテレビを見ながらビールを飲んでいると子供達が眠ってしまったので、1人でさっきの場所へもう一度行ってみた。すると黒くて大きな影が地面をはっているのが見えたので、近寄ってみるとなんと立派なカブトムシのオスだった。翌朝子供達が大喜びだったのは言うまでもない。
 
 
7時半頃本館の海の見える部屋で朝食をいただいた。
これがとても美味しく普段僕はあまりおかわりをしないのだが、ご飯を2膳食べた。
少し部屋で休んでから「グルメ民宿はまもと」さんを後にした。
親切で料理も最高に美味しかった。
 
 
田んぼには稲穂が青々としており、セミの声が山々に反響していた。
そこには遠い昔に見た、美しき日本の夏があった。
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